痔の種類 いぼ痔(内痔核)
ひとえに『痔』と言っても、様々な種類があります。
症状もそれぞれ違う症状が現れます。
正しい治療をする為には、正しい病名を把握する必要があります。
ここでは、内痔核について説明していきます。

内痔核は、俗に『いぼじ』といわれています。
痔核が歯状線という線よりも内側にあり、外からは観察することが出来ません。
歯状線より内側は粘膜がはっており、痛みはあまり感じません。
しかし出血が多いのが特徴です。

時々、肛門からの出血をガンと勘違いして、病院で内痔核が発見される事もあります。
どちらにしても、肛門からの出血があった時は、病院受診をお奨めします。

内痔核には、重症度分類というものがありますので、ここで紹介します。

1度・・・肛門からの出血のみ
2度・・・肛門の外に飛び出すが、自然にすぐ戻る
3度・・・肛門の外に飛び出したものが、自然には戻らないが指で押し戻せる
4度・・・肛門の外に飛び出して戻らない。常に逸脱した状態
かんとん・・・炎症を起こし、元にも戻せない。炎症部が腫れて、激しい痛みを生じる

1度・2度・3度の一部は、薬剤・注射・レーザー治療など外来での適応となりますが、3度の一部・4度・かんとんの状態では、手術適応となります!!

内痔核の応急処置は、排便が終わると出血は止まりますので、排便後は横になって安静にします。
この時クッションなどを下に引き、お尻を高くするとよいでしょう。
また、脱脂綿などを詰めると止血効果が高まります。

痔核は、肛門周囲の血流低下により起こりますので、暖めることもよいです。
そこで大切なのが入浴です。
入浴は血流改善にもなりますが、肛門周囲の清潔を保つ事でも重要となります。
面倒だからとシャワー浴は辞め、毎日浴槽につかるようにしましょう。

入浴後は、市販の軟膏や座薬を入れると効果が高まります。