
レーザー療法
レーザー光線は人工的につくられた電磁波に1種です。
レーザー療法では、内痔核にレーザーを照射して切除します。痔核の切除を行いませんので、痛みや出血が少なくてすみます。
硬化剤注入療法
硬化剤注入療法は、内痔核が進行して出血を繰り返す場合に行います。
方法は、内痔核に血液を流している動脈付近に、硬化剤を注射して痔核を固めてしまうものです。
内痔核は歯状線より奥の自律神経支配の部分ですので痛みを感じません。その為、注射をしても痛みは無く短時間で手術は終わります。
しかし1年程度しか持続せず、いきんだりすると効果も薄れていくことから、あくまで対処療法でしかありません。
硬化剤注入療法で内痔核の完治は出来ません。
輪ゴム結紮法
輪ゴム結紮法は、内痔核が大きくなく肛門に近い部分にある場合行うことがあります。
方法は、内痔核に輪ゴム結紮器という器具でしばり、痔核への血流を遮断します。血流が途切れると内痔核はやがて壊死し、1〜2週間で輪ゴムとともに脱落します。
しかし、内痔核すべてが取れるわけではなく、脱落時に出血を伴ったり、脱落後の皮膚に新しい皮膚が出来なかったりとリスクも伴います。入院設備のある病院と常時連絡可能な方でなければ難しい手術でもあります。
PPH法
PPH法は、垂れ下がった内痔核を肛門拡張器で元の位置に戻し、内痔核の2p程度上の直腸粘膜を筒状に2p切除して吻合するものです。吻合することで、内痔核は直腸の方へと引っ張られ元の位置に戻るのです。
しかし、内痔核自体は治癒していませんので、場所は変われど残ったままになります。
ジオン
ジオンは、硫酸アルミニウムカリウムを主成分にした薬剤を内痔核の周囲に注入します。
これにより痔核の間質に炎症を起こし、痔核を硬化・退縮させる方法です。
しかし再発率も高く、アルミニウムも体に対して良くないという意見もありますので、慎重に行うことが重要です。