
皮膚移行術
皮膚移行術は、腰椎麻酔を行い腰より下の部分を麻痺させます。次に器具を用いて肛門を広げます。
そして潰瘍化した部分を取り除き、正常な肛門皮膚を移植し傷口を覆うものです。
傷口を覆ってしまうので、細菌による感染も少なく、痛みもほとんどありません。
また、術後1週間程度で退院できます。
内肛門括約筋側方切開術
裂肛になる原因として、内肛門括約筋がけいれんするために肛門がいつも閉まっていることがあげられます。
内肛門括約筋側方切開術は、内肛門括約筋の側方を切開してけいれんをとってしまうものです。
方法は、肛門を広げ局所麻酔を注射します。そのとき他の薬剤も混ぜて、肛門内の皮膚を浮かせ肛門上皮と内肛門括約筋の間に隙間を作ります。この隙間にメスを入れ、内肛門括約筋を少しだけ切開し、その部分を指で押して肛門をちょうどよい大きさに広げていくのです。この内肛門括約筋をいかに最小限に切開するかは医者の腕にかかってきます。
手術自体は難しくなく、5分程度で終了します。